計算機能の仕様2017年11月11日 17:25

今度の表次郎では集計機能を追加する予定ですが
表記のルールを少し書いとこうと思います。
それによりExcelとの違いによる違和感を減らしてもらえたら
と思います。
まあそこまで関数の種類を増やす気はないし出来るかどうか
わからないけどあればいいなと想像するのは楽しいですね。

まずは集計機能の書き方の例(このような式のことをを関数と呼んでます)
=C:SUM()

この書き方で1列目から関数を書いた列の前までの列に
発生する数字を集計します。
下記例では列4に=C:SUM()と書いた場合、列1+列2+列3=列4です。
列1 列2 列3 列4
4 3 2 9
計算を開始する列を変えたい場合は=C:SUM(2)という風に
引数を指定することで2列目からの集計という風に変更できます。
引数の説明は一応画面から指示する場合は表示するので
わかるかと思います。

Excelの集計は開始と終了位置は必須ですが表次郎では必須では
なくアバウトにしています。
なぜなら指示をされると行追加や列追加されたときに引数の制御
まで必要になりますがそんなことシステムでやるのは大変です。
それに集計なんてほとんど左にある数値を集計するのが
ほとんどなので記述は少なくてするなら少ないほうがいいに
決まっているのでWin Winと自分では思っています。

ここまで書いて1つ疑問に思われるのが=の隣の"C:"は何なのか
ということだと思うのですがCはCOLの頭文字で横に計算する
という風な意味にしています。
なので縦に集計する場合はROWの頭文字で =R:SUM()となります。

悪くいうと縦と横でしか計算できないのが表次郎における制限と
なります。
全体の計を出そうとすると縦計した値を横計するとかの記述となりますが
基本的にいきなり縦横の計を求めることは少ないと思うので
割り切っていきたいと思っています。
ただ悪いことだけかというとそうでは無くエクセルなんかでは良く
コピーのやり方によっては1行ずれたものを計算してしまっていた
ということもあるのではないかと思うのですが横計と割り切っているので
行がずれた値を計算するということは発生しないので考えやすい
部分もあるのではないかと思っています。

以上が現状考えているルールです。

表次郎バージョンアップ2017年11月18日 13:53

自動集計機能を追加しました。

仕様は前回のブログと同様です。

かなりシステム前提な仕様ではあるので
わかりにくい部分もあるかとは思いますが使えないより
使えればよいという風に思っていただけたらと思います。

特にわかりにくいと感じているのはモードですね。
ただシステム的に引数を渡すだけで利用幅を増やせそうだったので
あえて付けました。
特に「10:通常(データ無しのとき空表示)」は今の自分の利用方法
としては必須だったので作りました。

一応HPの使用例では画像を貼っての説明文もあるので
参考にしていただけたらと思います。

小数点について2017年11月19日 12:46

表次郎において小数点桁数に関する設定欄がいくつか
出てきますがこれは現在の計算にdouble型(浮動小数点)を
使用しています。
そのため2進数を10進数に変換するときに発生する
誤差を丸めることで発生していないように見せかけるためです。

そのため有効小数点桁数の指定が明確に必要となり
簡易集計と関数指定などそれぞれに指示があります。
関数指定での有効小数点桁数のデフォルトは3桁です。

関数では4桁を指定した状態で簡易計算(デフォルトで有効小数点桁数3桁)すると合計が異なるといったことにはなるので
小数点を扱う場合は有効小数点桁数のことも良く考えて
使用していただけたらと思います。

また小数点を丸める現仕組みでは小数点の切り上げとか
切り捨てといった明確な小数点を扱うことは
出来ないこともご了承ください。

CSVイディー更新2017年11月23日 16:59

CSVイディーの更新はほとんど変更はありません。
要望に合わせたバグ修正的なものです。

要望というとメモ助のほうもあるわけですが
こっちは毎月発生する予定を事前に数ヶ月先までは
事前に設定された内容で自動登録するというものですが
これは助さんについている機能で自分もほしいのですが
対応がなんとなくめんどくさそうでいまいち
手にしていない状態です。

表次郎の改訂でせっかく関数機能を追加したのでその辺でもう少し
機能を追加したいかもとかいうのがあるので
たぶんそっちの改訂をやるかと思います。
何をするかは悩み中ですけど。