次回の更新予定2025年11月15日 08:55

次の更新は表次郎です。
前に書いたマクロのヘルプとかの管理がめんどくさいというのを
書いたがそれを少しでもまっしにしたいので
マクロの命令にファイル関連も追加することにしました。
セキュリティとか扱いに慎重さが必要なこともあって
あまり入れる気はなかったがやはり自分がほしいので追加しました。

ただどこでも書き込めたりは出来ないように使う前には事前に
書込が可能な場所を指定しておく必要があったりファイルの
上書きはデフォルトではfalseにするなど制限はもうけています。

一般的な運用想定としては特定の場所に特定の内容を
エクスポートするって感じかなと思います。
エクスポートはfile_exp(パス,true)って感じで1つの命令で可能です。

だから通常はUTF8だが特定の作業でのみUTF16の文字コードで
出力したいという場合はオプション画面にUTF8を指定して
該当の作業ではマクロで文字コードをUTF16にして出力する
マクロを作っておくとそれを動かすだけですむようになります。
マクロをショートカットに登録すればさらに楽になります。

処理は上の処理なら下記の2行で実現可能になります。
file_opt(FILE_OPT_CHAR, CHAR_UTF16);
file_exp("abc.txt", true);

CSVイディーであった要望で一覧を縦向きにする機能を付けて
そこから保存できるようにしたいという1レコード単位で
見やすくした状態からちょっと値を変えては保存するという
運用だったのですが表次郎では一覧データからカード入力
できる機能があります。
そこで一覧の情報をエクスポートするという命令を組むだけで
カード入力しながら簡単にCSVにエクスポートするということが
出来ます。

もともと表次郎の運用想定として表次郎で作ったファイルは
他では使うことができませんが色を塗ったりできます。
そこで表次郎でデータを管理して実際に使うデータは
CSVなどへエクスポートして使うという運用がメインかなと
思っていました。
だからツールバーにエクスポートを用意している経緯があります。

それが今回のマクロ追加でより柔軟なエクスポートが
実現できるのではないかと思います。

表次郎更新2025年09月07日 10:44

今回は表次郎の改定はマクロの編集エディタの改善です。
普通のテキストエディタである行数表示と検索のほかに
マクロをヘルプで出す機能を追加しました。
あとこれまでマクロのコンパイル後に試し起動をするのにマクロ画面を
起動したりするのはめんどくさかったので
固定のメニューで実行できるようにして、
ユーザー定義でショートカットもできるようにしました。

しかしヘルプがらみの記述が増えて管理が大変だな。
ヘルプの出し方はよくあるのは入力中にコンボボックス出す
タイプだけど作るのがめんどそうだったのとあれはあれで
気になることもあるので今の形式にしてみました。
1つまで対象が絞れていてもCTL+1で選択するのには
めんどくさいと感じている部分ではあるけど。

他は範囲選択内のソート追加にともなってソートのヘルプ見直し
をやりました。

表次郎バージョンアップ2025年06月22日 17:44

今回は表次郎のバージョンがコンマ1のバージョンアップとなりますが
あくまで表次郎本体部分は変わらないという感じです。
メインの改定はマクロ登録のほうです。
これまではマクロを記述するにはよそ様のテキストエディタが必要でした。
今回は独自でテキストエディタを組み込んだので別途テキストエディタが
なくてもマクロを記述することが可能となります。
もちろんこれまで通り別途用意したテキストエディタを使用することは
可能です。
世間的なテキストエディタと比べるとまだまだ機能面は不足してますが
専用機ならではの便利さは以下のような点があります。
・保存とコンパイルを同時に行う
・マクロの関数を太字で表示
・これまでは別途テキストエディタの初期設定が必須だったのが必須ではない。



便利な点は少ないですが保存とコンパイルが同時に行われるということや
別途テキストエディタを用意する必要がないというのは気軽にマクロを
かくうえでは大分便利に感じました。
特に保存に関してはテキストエディタ側を保存して表次郎マクロ登録で
コンパイルを実行。2つのツールをまたいでの処理というのは
順番を間違えたりすると結果も変わるところが素直に保存だけで
すむようになります。

今回独自のテキストエディタを用意したことでマクロ登録での
UIを大きく変えたのでこれまでの感覚で使用すると違ってくるので
注意ください。
ただ今の時点では?に感じているメッセージの出方とかも見受けられた
ので修正は入ると思いますが。

しばらくの改訂はこの辺のテキストエディタ周りになるんじゃないかな
と思います。

ゴールデンウィーク終了2025年05月06日 19:20

長かった休みも終わります。
長い休みに合わせて少し難易度の高い処理に取り組んでみました。
出来はまだまだですが動く分には動くようになったので
次回はそれをアップする予定です。

内容は表次郎のマクロ登録画面に自前のテキストエディタを用意
することです。
現状は外部のテキストエディタでマクロを記述してそのファイルを
取り込んでコンパイルとなります。
もちろん今同様外部のテキストエディタを使用できますが
こちらで用意したテキストエディタだとマクロの保存と同時に
コンパイルが実行される感じになるので一手間減る感じです。

テキストエディタ的には世間のものと比べると格段に機能不足ですが
作者的には改善出来るようになるし世間のテキストエディタは
汎用的ですがこちらは表次郎マクロ特化で良いのでそれに
合わせた改善が出来るメリットもあります。
ニーズ的には限りなくないでしょうが作者的ニーズの発生している
部分ではあるので対応している感じです。

更新はバグとりがまだまだだと思うのでもう少し時間はかかると
思いますがバグ取りして更新したいと思います。
まあ、一般ユーザーには関係ない部分になると思いますし
外部のテキストエディタのほうがいいということにはなりそうですが。

あいまい検索について2025年02月16日 18:26

今回の表次郎Ver4.40の更新内容の1つであるあいまい検索に
ついて。

表次郎は基本家で使うことを想定しているのでそこまで検索に
不自由したことないというか検索するほどのデータが無い
というのが本音です。
ただ、仕事ではよく使うなかで全角と半角の差なんかは
検索で探そうとするとめんどくさいときってあります。
特にスペースは見えないので余計です。

そんな中でどんなことを間違えて入れるのかなと考えたものを
あいまいとして捉えるか考えました。
最初1月末に公開しようかなと思ったが途中で思いついた
というか仕事で間違えたあいまいが発生したのでそれも
検索に入れてみたりもしました。

どの機能かというと「0のあいまい桁数」です。
この内容でどんなことが検索されるかをイメージ付けるのは
難しいと思いますがヘルプにも書いてますがどんなものを
検索しようとしているかの例を上げたいと思います。
・検索文字列:"M24"、実際に検索したかったのは"M024"
数字の頭の0をあいまいにする検索。
・検索文字列:"T10012"、実際に検索したかったのは"T10000012"
"T1"以降の0の桁数がわからず最後の値がわかっているもの
を検索。

最初はこの2つの検索を実装にあたって「余白を無視する」の
検索に近いものを想定してましたがそれだと"M011"が検索で
"M1011"も見つかっていたので0を除くのは違うなと
検索文字列に入れた0は厳密に判定させるという風にすることで
対応しました。

ただシステム的にあいまいに検索するというのは今回用意
したものになりますが、自分が本当にほしいのはたとえば
検索したいのが"ソート"というのを検索したいとした場合、
実際に書いたのが"SORT"なのか"ソート"みたいなあいまいを
検索してほしいのが要望なんですけどこれは難しいですね。
仕方ないので実現できる範囲として"余白毎をOR検索"という
OR検索を用意したので検索文字列に"ソート SORT"という
感じで2ワードを一気に記述して検索できるだけでも
まっしかなという感じで用意しました。

あと、個人的都合ですが通常の検索よりあいまい検索が
メインで使いそうなので「通常」と「特殊」タブの初期値を
保持するようにしてますが「通常」から「特殊」の
「あいまい検索」以外を使ってから次ぎに起動したときは
「特殊」タブの「あいまい検索」から開始になるのは
どうかなということもあるのでその辺は使ってみて
気になったらまた直すかもしれません。

以上が今回の主要な改善でした。